ニキビ治療薬トレティヴァとは?服用方法・注意点・副作用まとめ

正しい洗顔方法

トレティヴァに頼らずにニキビを治したい方のために、ここでは普段からできる「洗顔」のポイントについてまとめてみました。自力で予防したい方は、チェックしてみてください。

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飲んでニキビを治療するトレティヴァ!

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ニキビの治療薬は塗り薬が一般的で、ドラッグストアで購入できる治療薬も塗り薬がほとんどでしょう。

そのため、今までニキビを治療する際に塗り薬しか使用したことがない人も多いのではないでしょうか。

しかし、実は内服薬を服用してニキビを身体の内側から治すことができます。

その代表的な内服薬がトレティヴァです。

トレティヴァはアキュテインという海外で一般的に使用されているニキビ治療薬のジェネリック薬です。

ただし、基本的には病院で処方されておらず医師の説明を聞くことができません。

そのため、服用方法や服用時の注意点を自分で把握する必要があるのです。

まずは服用方法について説明していきます。

 

トレティヴァの服用方法

服用

トレティヴァは体重1kgに対して0.5~1mgを服用します。

体重50kgの場合、1回の服用が25~50mg、体重60kgの場合は30~60mgです。

ただし体重に限らず1日の最大用量は60mgとなっています。

体重が65kg以上ある場合も60mgまでしか服用することができないため、注意してください。

また、副作用を防ぐためにも20mgなど少ない量から服用を始めましょう。

その後、徐々に服用量を増やすことでできる限り副作用のリスクを減らしながら服用することができます。

 

上記の用量を4~6ヶ月服用します。

これを1クールとし、改善しなかった場合は2クール目に移ります。

ただし、2クール目に移る場合は最低でも1~2週間ほど間隔を空けてから服用するようにしましょう。

間隔を空けずに長期間、服用し続けていると副作用のリスクが高まってしまいます。

 

上記の用法用量を守って服用しないと副作用のリスクが高まったり、正常に効果が得られなくなったりしてしまいます。

トレティヴァは病院で処方されていない関係で医師の説明を聞く機会がありません。

必ず服用前に自分で確認する必要があります。

 

次にトレティヴァ服用時の注意点について解説します。

 

トレティヴァ服用時に注意すること

医者

トレティヴァは医薬品である以上、副作用が起きるリスクがあります。

中でも「催奇形性」という副作用にはとくに注意してください。

この催奇形性が起きるリスクがあることで、トレティヴァが日本で未承認となっていると言っても過言ではありません。

では、催奇形性とはどのような副作用なのか説明していきます。

 

催奇形性とは、妊娠している女性が服用した際に胎児に奇形が生じてしまう症状のことです。

妊娠していない女性であれば、この催奇形性が起きる心配はありませんが、服用している間はもちろん服用後半年間は妊娠しないよう避妊をしないといけません。

上記の理由から、少しでも妊娠している可能性のある女性はトレティヴァの服用を控えましょう。

 

他にも注意しないといけない点がいくつかあります。

まず、トレティヴァ服用中は光の感受性が高まるため、皮膚が日に焼けやすくなります。

外出する際は日焼け止めクリームを必ず使用するようにしましょう。

また、服用中に献血をしないようにしてください。

妊娠女性への輸血によって、先述した催奇形性が起きるリスクがあるためです。

 

トレティヴァには上記の催奇形性以外の副作用もあります。

ここからは他にどのような副作用があるのか説明していきます。

 

トレティヴァの主な副作用

頭痛

トレティヴァを服用した際に頭痛やめまい、嘔吐などの副作用が現れることがあります。

これらの副作用は一過性のため放置していても問題ありませんが、重症化や長期化した場合は医師に相談しましょう。

また、服用時に皮膚や粘膜の乾燥がよく現れるため、化粧水や乳液で十分に保湿をおこなうようにしてください。

なお、まれにうつや自傷行為など重大な精神疾患が起きることがあります。

心の不調を感じた際はすみやかに病院へ行きましょう。

 

トレティヴァには「併用禁忌薬」といって併用することで先述した副作用が起こりやすくなる医薬品があります。

それがビタミンA剤や副腎皮質ステロイド剤、テトラサイクリン系抗生物質などです。

他に服用中の医薬品がある人の中で、服用している医薬品が上記に該当するか自信がない人は、トレティヴァ服用前に医師に相談してください。

ちなみに以下のようにトレティヴァの服用をそもそも禁止されている人たちがいます。

 

・妊娠中またはその可能性のある女性

・12歳以下の子ども

・精神障害がある人

・肝機能障害がある人

・トレティヴァの有効成分イソトレチノインに対し過敏症の既往歴のある人

 

上記の人がトレティヴァを服用すると重篤な副作用が起きるおそれがあるため、服用しないようにしてください。

最後に、日本でも入手できる外用薬についていくつか紹介していきます。

 

日本で入手できる外用薬

薬

ニキビ治療には外用薬や内服薬、レーザーやピーリングなど、さまざまな方法があります。

その中でも外用薬が最も身近な治療法ではないでしょうか。

そこで代表的な外用薬をまとめてみました。

 

・アダパレン(ディフェリン)

毛穴の細胞を正しく角化させることで、毛穴のつまりを改善しニキビの増殖を抑制します。

トレティヴァと同様、妊娠している女性は使用することができません。

 

・過酸化ベンゾイル(ベピオ)

殺菌作用により、アクネ菌を殺菌し赤ニキビを改善します。

ケミカルピーリング作用をもっていることから白ニキビに対しても効果があります。

 

・クリンダマイシン(ダラシン)

アクネ菌のタンパク質合成を阻害する作用があります。

この作用によりアクネ菌の増殖を抑制し、腫れや赤みを改善します。

 

上記の外用薬が一般的です。

トレティヴァを服用することができない人、不安な人は上記の外用薬を試してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ニキビ治療には外用薬やレーザー、ピーリングなどさまざまな方法があると先述しましたが、トレティヴァはその中でも効果が高いニキビ治療薬です。

ほぼ確実にニキビを改善することができ、その確率は90%を超えています。

ニキビに悩んでいる人はぜひトレティヴァを服用しましょう。

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